1 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2016/07/01(金) 19:13:30 ID:1bfcR2jI0うにゅほと過ごす毎日を日記形式で綴っていきます ヤシロヤ──「うにゅほとの生活」保管庫http://neargarden.web.fc2.com/855 :名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2023/10/16(月) 18:59:52 ID:XuYbiBZc02023年10月1日(日)「あ、そだ」膝の上のうにゅほが、ふと振り返る。「やることやったの?」「なんで急におかんみたいなことを」「ちがくて……」「うん」「◯◯、じゅうがつまでに、やることあるって」「あー」「やったの?」「やったよ。××が寝てるあいだに作業進めてさ」「おおー」「なかなか手につかなかったけど、なんとか間に合わせたよ」「がんばった」「頑張った」「えらい、えらい」うにゅほが俺の頭を撫でる。「本当は、もっとスパッと始められたらいいんだけどな……」「?」「やるやる言いながら、十日くらいうだうだしてたからさ。もっと頑張らないと」「め」人差し指が額に押しつけられる。「第三の目?」「ちがくて」「うん」「やること、まにあったんでしょ」「まあ……」「なら、よし!」「でもな」「きりないよ。はやいほう、はやいほうって」「──…………」そうかもしれない。今日終わらせるより昨日終わらせたほうがよかった。昨日終わらせるより一昨日終わらせたほうがよかった。言おうと思えばいくらだって言えてしまう。ならば、間に合わせたことだけを評価するほうがメンタルヘルスには良いはずだ。「……そうだな。間に合ったんだし、いいか」「うん、がんばった。えらい」なでなで。「××ってさ」「?」「心の栄養だよな」「そなんだ」そうなのだ。うにゅほがいるから頑張れることが、あまりに多いのだった。続きを読む…
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うにゅほとの生活を書き連ねた日記が十一年と十ヶ月半分たまった(2023年10月前半)
