20年10月期にテレビ東京系で放送され話題となったドラマ「共演NG」の、英語版リメークの制作が決まったことが18日、分かった。同作の企画・原作を手掛けた秋元康氏と、米俳優ウィル・スミスが率いるグローバルメディア企業ウエストブルック社の業務提携の一部。同社が同ドラマの全世界権利を獲得し、英語版リメークの開発を決定したと、現地時間17日に米ハリウッド最大級のエンタメニュース「Deadline Hollywood」で報じられた。同ドラマは、20年前に別れて長期にわたり共演NGとなった芸能界のビッグカップルの人間関係を描いたコメディー。業界のタブーを扱った内容でオンエア直後から大反響となった。秋元氏のアイデアによる競合スポンサー同士の“共演”も話題に。飲料メーカー「サントリー」と「キリン」が毎話異なる提供読みで紹介されていたが、最終話では2社のロゴがぶつかるアニメーションとともに、グラスの音が鳴り、ついに“乾杯”するなど、最後の最後まで視聴者を楽しませた。ウエストブルック社のテレンス・カーター氏は「この作品はウエストブルックとして、アジアのテレビフォーマットの市場に進出する上でパーフェクトな作品。演技派俳優たちが描くコメディーと心温まるロマンスが感じられる作品だと思う」と喜びを伝えた。「秋元氏は世界に共感できるヒット作品を日本で作り上げた。一緒に世界の視聴者に届ける作品を作り上げることを楽しみにしている」とコメントした。秋元氏は「『共演NG』というのは、おそらく、世界中のエンターテインメント界にある“暗黙の了解”でしょう」とし、「リメークするにあたり、どんな2人が、どんな理由で“共演することがNGになったのか?”、日本よりも、出演契約に厳しいアメリカのエージェントは、どんな条件を提示するのか? そして、出演契約を結んでしまった“共演NG”の2人は、どう感情を抑えながら本番を乗り切ろ…
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ドラマ「共演NG」、英語版リメークの制作が決まった
