生き方を表現するということ
朝ごはんの時、旦那さんがボブ・ディランについて語りだして、息子さんと盛り上がっていた。聞いていると、ボブ・ディランの生き方かっこいいな、音楽も聴いてみようって思った。「お母さんって人に全然興味ないよね」と息子さんによく言われる。確かに、そうかもしれない。夏目漱石の作品が大好きだけど、本人のことはあまり知らない。息子さんは夏目漱石が使っていた万年筆まで知っているけれどね。大好きな「赤毛のアン」の作者のことだって、調べようと思ったこともない。ビートルズの音楽は好きだけど、ジョンレノンはどうかと言われると、あまり興味がない。息子さんと旦那さんはめちゃくちゃ詳しいけどね。よく考えたら、私は作品が好きだけど、作った人がどんな人かあまり考えないのかも。でも、もっとよく考えたら、作品には作った人本人の何かが映し出されているのだから、それで十分なんじゃないかな。という話をして、息子さんと盛り上がった。こんな私だけど、毎日欠かさず見ているブログが一つだけある。もう10年くらい毎日。私の大好きな人。憧れの人。なんだか応援したくなる人。その人が、悲しんでいると、私もとても悲しくなる。それでも声もかけられない...